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オフィス モモとは…
松平光子のオフィス。松平光子は音楽や舞台の制作・運営・プロデュースを生業(なりわい)とし、フリーアナウンサーとしては、朗読、司会、番組制作。アーティストのコーディネイトもやります。ライフワークはクラシックバレエスタジオ。ものも書いてます。そんな何足もの草鞋(わらじ)を履く“マツダイラミツコ”の連絡先です
『モモ』の由来
ミヒャエル・エンデが書いた「モモ」という物語の主人公の名前です。 灰色の服を着た時間どろぼうが、街の人の時間を盗んでしまう。時間を盗まれてせかせかせかせかする人たちに(まるで今のわたしたちのようですが…)時間をとりもどしてくれた女の子、それが“モモ”なのです。忙しい世界で生きてきたわたしですが、音楽の早さでいったらアレグロからアンダンテに…そんなテンポで生きていきたいと思い、時間泥棒を許さない気持で “モモ”とつけました。この頃、ふと立ち止まって空を見る、季節や風を感じることができる人が、とても少なくなっているような気がします。大好きな人が、成長し、活躍しはじめると共に時間泥棒に時間を吸い取られて行くのを見ているのは、そして何もできないわたしを感じるのは、とてもせつない。美しい四季(このごろ少し変だけど…)のある、日本という国に生まれてることを感じながら生きていってほしいと思うのです。生きていたいと思うのです。感じる事、心が動くこと、泣いたり、笑ったり、怒ったり…人にはそれが大切で、自分の心をまっすぐに伝えることはもっと大切だと思うのです。…心を固めないで…想いを、言葉にして伝えることを忘れないで…ささやかな抵抗が“モモ”には込められております。